11ヶ月の短期留学ビザ
この数年、学生ビザのルールがたびたび変更になり、留学生を混乱させてきた。
現在、イギリスで語学学校に通う場合、General Student Visa (GSV) という学生ビザ、あるいは、Student Visitor Visa (SVV) という短期留学ビザのいずれかが必要になる。
GSVは、6ヶ月以上の長期留学者対象で、Tier4 というビザカテゴリーのもと、日本で学生ビザを申請しておかなければならない。
一方、6ヶ月以内の留学の場合、入国時に書類を提示することにより、SVVが発給されるので、出発前の手間を省くことができる。
昨年夏、語学留学のためGSVを取得するには、英語のレベルがB1(TOEIC500点程度)以上であることを証明しなければならないというルールが加わった。
TOEIC, IELTSなどの検定結果を提示することができない生徒のために、オンラインテストやスカイプテストをはじめた学校もある。UKボーダーエージェンシーのオンラインテストも始まった。
SVV短期留学ビザの場合、英語のレベルを証明する必要がない。
つまり、エレメンタリー レベルで長期語学留学を希望する場合、まずは、SVVで留学し、いったん帰国して、GSVを申請しなさいということになる。
現在、また、イギリス政府は、Tier4学生ビザの見直しをしてる。
GSVの語学留学生の英語のレベルをB1からB2に引き上げることを検討している。 B2は、Upper intermediate 「中級の上」のレベルだ。 英検なら1級程度。
大学やカレッジに入学希望するなら理解できる。
しかし、英語学校に通う生徒の英語のレベルが、入学時点で英検1級程度必要というのだから、政府の考えていることがわからなくなってくる。
その矢先、12月13日 政府移民局から一時的な対策が発表された。
短期留学ビザ(SVV)を、現在の6ヶ月から11ヶ月に延長するという。
11ヶ月の短期留学ビザは、Extended Student Visitor Visa(ESVV) と呼ばれる。
英語のレベルを証明する必要がない。
入学許可証が必要。
滞在費を証明する必要がある。
アルバイトをすることができない。
扶養家族を同伴することができない。
ただし、このExtended Student Visitor Visaは、入国時に発給されるのではなく、前もってエントリークリアランスを取得しておく必要がある。
ESVVの申請受付は、2011年1月10日から開始される。
28~36週のアカデミックセメスターコースやアカデミックイヤーコースの申し込みには、ぴったりのビザかもしれない。
一時的な政策なので、今後どのように変わるか注意しておく必要があるが、とりあえず、英語のレベルが気になる語学留学生には、Good News といえるかもしれない。
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