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2009年11月13日 (金)

イギリスのビザあれこれ

イギリスのビザは、2009年、英国国境局(UKBA)がポイント制を導入したこと、今年1月末から、ビザの審査がフィリピンのマニラで行われることになったことなどから、大混乱が続きました。

イギリスの入国管理システムは、数年にわたり改革が行われてきました。
まず、入国管理は、「ホームオフィス」が行っていましたが、英国の国境システムを完璧なものにするために、ホームオフィスの入国管理部門は、「UKBA ボーダーエージェンシー」(英国国境局)という名称に変わり、従来雇用省が管轄していたワークパーミットの申請などもすべてボーダーエージェンシーが行うようになりました。

イギリス滞在ビザをTier 1 ~Tier 5 のカテゴリーに分けて、それぞれの審査基準を明確にしました。

● Tier 1は、Highly Skilled Migrant 高度技術者
● Tier 2は、労働許可、従来のワークパーミット
● Tier 3は、Low Skilled Worker (現在機能していない)
● Tier 4は、学生ビザ
● Tier 5は、短期労働者、YMSワーキングホリデービザ

これらのビザを申請するに当たり、PBSポイントベースシステムが導入されました。

4月からポイントベースシステムになったTier 4の学生ビザは、40点満点で、ビザレターが30点、財務証明が10点です。 申請に必要な書類は、

● 教育機関からのビザレター
● 滞在費の証明
● 英語のレベルを証明できるための書類
● パスポート、その他の関連書類

とありますが、

● 教育機関が発行するビザレターは、従来の入学許可証ではなく、生徒のスポンサーになることを保証する手紙なので、スポンサー登録を済ませていなければならない。
● ビザレターには、スポンサー番号が明記されていること。
● 生徒の国籍、生年月日などに加えて、入学時の英語のレベル、コースのレベル、終了時の英語のレベルが明記されていなければならない。
● レベルは、Common European Frameworkに換算し、明記されていなければならない。
● 授業料がいくら支払われたか明記されていなければならない。

ビザレターの不備で30点をスコアすることができず、ビザが却下された人が相次ぎました。 英語学校にとっても新しいことで、混乱状態が続きました。

もちろん、再申請をすることにより、ビザを取得することができました。 しかし、スタートが遅れ、必要以上の経費がかかってしまいました。

滞在証明は、銀行の通帳に翻訳証明が必要になりました。  
残高は、ロンドンの場合、1ヶ月£800相当、地方の場合、£600相当とありましたが、本人の口座でなければならない。 (過去6ヶ月分のものを提出するとなっていましたが、10月から、所定額が28日以上、本人名義の口座にあることを証明できなければならないと変わっています。)

学年はじめの4月は、留学生が一番多い時期です。 ちょうど2月はじめに学生ビザの審査がマニラに変わり、審査に5週ほどかかったため、4月スタートに間に合わなく、やむなく延期をした生徒もたくさんありました。 航空券をキャンセルしたり、ぎりぎりのキャンセルで、ペナルティがかかってしまった生徒もあります。

ビザレターの不備で却下された方、申請に時間がかかり延期せざるを得なかった方のために、私たちも学校との連絡、交渉、調整に忙しい日々でした。 

しかし、何より留学生には、心から同情しました。

留学を実現するために、アルバイトをして貯蓄した若者の貴重な資金の無駄使いをさせてしまったことに対して、イギリス政府に強い怒りを感じました。
ビザに限らず、変換期はいろいろな予期せぬことが起こり大変なことは承知しています。
しかし、これを勉学を目的とする若者が経済的に負担しなければならない状態になってしまったことに対して、許せない気持ちでした。

ビザレターの不備で却下された場合、学校と交渉し、再申請料を学校に負担してもらうようにしました。

スタート日を遅らすにあたり、ぎりぎりの通知でもホームステイなどの受け入れを手配してくれたり、出迎えのアレンジをしてくれたり、学校との連携もうまくできるようにしました。 これは、現地にいる強みかも知れません。

留学生と一緒に混乱期を切り抜けてきたことにより、適切なアドバイスをすることもできるようになりました。 

ビザ申請方法も落ち着いてきましたので、また、たくさんの方が、この円高を利用して、イギリス留学を見直してくれることを願っています。

治安の良いイギリス。
文化、伝統、歴史のあるイギリス。
何より、日本人に合ったきれいな英語を話すイギリス。
本場のイギリスです。

イギリス留学のご相談は、 現地の事情に精通した、ベテラン mitsuba associatesのカウンセラーにお任せください。

 

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