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2008年3月14日 (金)

2008年度政府予算案発表

AdarlingBudget 2008   トニー ブレア旧首相の下、10年間財務大臣を務めたゴードン ブラウン現総理大臣から財務大臣の地位をを引き継いだアリスター ダーリン財務相が、3月12日、紅色のバジェット ボックスを掲げ、初めての予算案を発表した。 

財務大臣Chancellorは、スピーチで"Stability" 経済の安定という言葉を繰り返した。 景気の減速で増税の余地が少なく、税金を上げることで、これ以上景気が落ち込まないよう気を配りながら、公的債務の削減を図るため税収入を上げるBudgetとなった。

下記は、日常生活に直結する改正点

酒税
スピリッツの増税は10年ぶりで、早速、今週の日曜日の晩からボトル55ペンス上がる。ワインは、ボトル14ペンス、サイダーは、1リットル3ペンス、ビールは、1パイント3ペンス、それぞれ増税となり、アルコール税は、今後4年にわたり、インフレ率+2ペンスずつ増税となる。

たばこ税
タバコ20本入り1箱につき、即、11ペンス増税、5本入りシガーは、4ペンス、禁煙対策用ニコチン代理商品の消費税が、昨年17.5%から5%に引き下げられたが、この減税措置は、6月以降も適用となる。

ガソリン税
4月から1リットル2ペンス上がる予定だったのが、10月まで延期になった。  しかし、地球温暖化対策として、2010年から、さらに0.5%引き上げとなる。 バイオ燃料の税金優遇措置も終わる予定。

車にかかる道路税  Road Tax
二酸化炭素の排出量により、2010年から新車にかかる道路税が変わる予定。 最も高燃料の車は、初年度は、年間950ポンドに、EUの二酸化炭素排出上限目標の1kにつき100g以下の車は、初年度は、道路税なしとなる。

子供 Child Benefit / Child Credit
アルコール税、たばこ税をチャイルドベネフィットに使う。  予定を速め2009年から、1番目の子供のチャイルドベネフィットを週に20ポンドに、チャイルドクレジットを年間50ポンド引き上げることにより、25万人の子供を貧困から救う。 チャイルドクレジットは、働く親が所得税から免除される額。 

教育
成績の思わしくない学校を改善するために、2億ポンドの予算を置き、科学教員のトレーニングのための予算を1千万ポンドから1億ポンドに増額。 成人教育の予算を3年で6千万ポンド設ける。

住居
追加で8億ポンドの予算を組み、3年にわたり7万軒新築し、キーワーカー(教師、看護婦など社会に貢献する職種)や"First time buyer"初めて家を購入する人の固定資産を50%まで共有する。 長期住宅ローンmorgage の利率についても検討する。

所得税
昨年発表された所得税のベースレートを2ペンス引き下げは、来月から実行するが、チャリティは、しばらくの間、これまで通り22ペンス、税金の払い戻しを請求できる。

物価が高く住みにくいイギリス、今回の予算案は、特に中産階級に影響を及ぼすことになるらしい。 
苦しい生活は、まだまだ続きそう。 これ以上景気が落ち込まないことを期待する。


写真は、Guradian紙のHPから
http://www.guardian.co.uk/business/2008/mar/12/budget.budget1?gusrc=rss&feed=networkfront

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