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2006年3月22日 (水)

未承認薬臨床テストで6人の若者が重体

ロンドン在住者に無料で配られている週刊「英国ニュースダイジェスト」は、ロンドンのアルバイト情報や貸家、売り車情報はじめ、イギリスと日本のニュースが載っていて、とても役に立つ新聞。 日本のスーパーや本屋さんに置いてあるが、有料で定期購読をすることもできる。

この英国ニュースダイジェストに、毎週「承認、未承認薬の臨床試験のため日本人ボランティア募集」という広告が大きく載っている。 ボランティアには、高額の謝礼が支払われるので、貧しい留学生にはとても魅力的なアルバイトだ。

3月のはじめに、ロンドンのノースウィック病院でドイツの医薬品リサーチ会社 Parexel が開発した薬、TGN1412の実験台になった6人の若者が、突然、発熱、頭部激痛、嘔吐を訴え、失神してしまった。 翌日の新聞は、まるで若者の頭は、映画のエレファントマンのように3倍近い大きさに膨れあがっていたと報道されていた。 

この臨床試験のボランティアは、ニュージーランドやオーストラリアから来ている21歳~23歳くらいの男性とイギリス人男性ら。 2000ポンドほどの謝礼が支払われることになっていたらしい。

複数の内蔵の機能が停止したことにより、事件後、1週間以上経過しても、6人のうち2人は、まだ意識不明の重体で、1年くらいは意識不明の状態が続くのではないかといわれている。 他の4名は、輸血後、人工内蔵補助器の手助けで、回復の兆しを見せているらしいが。  

薬品製造会社 TeGeneroは、白血病やリューマチなどの治療に開発されたこの薬を人間に試すのは今回が初めてだが、ウサギやサルの動物実験では、まったく悪性反応を示していなかったと実験台になった家族に謝罪している。

かなりまれなことではあるそうだが. . . .  

 

 

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